資格を取得してビジネスパーソンとして更に上を目指したい、年収を上げたいと考えているが、毎日仕事が忙しい、効率的な資格取得の勉強方法を知りたい、という人へ。
WEB業界・IT業界で働いてきた中で、資格試験の効率的な勉強方法や、オンライン講座のメリットなどを経験に基づいてご紹介します。
資格試験合格へ効率的に勉強するためには?
試験までのスケジュールを立てる
闇雲に勉強するよりも、試験までのスケジュールを立てることで日々の目標が明確になり、モチベーションを維持しやすくなります。
試験日を基準にして、毎日どのくらい勉強するべきか逆算してみるとスケジュールを立てやすくなります。
合格者のトータル勉強時間を確認する
逆算してスケジュールを立てるにしてもペースが分からないということもあると思います。
自分の場合、合格者のトータル勉強時間をネットで調べ参考にすることで、日々の勉強時間の目安としました。
もちろん個人差があるためあくまでも参考レベルとはなりますが、仮にトータル50時間必要だとすると、平日1時間(月~金:合計5時間 / 週)土日はそれぞれ5時間(土日:合計10時間)で毎週15時間となるため3週間強を目安として勉強しました。
8割で良いと考える
資格試験で100点を取れる人はいないと考え、完璧を目指さないと決めて勉強をしました。
完璧を求めるとどうしても、分からない問題に勉強の時間を割くことになり効率が悪くなります。
苦手なパートを時間をかけて解くより、できる問題を確実に回答した方が効率的だと考えました。
資格にもよりますが、試験の各パートの8割を正解すれば合格ラインに達することが多いため、8割で良いと考え勉強した方が効率的です。
100%目指して勉強していると、モチベーションが下がったり、勉強が長引いたりする可能性もあるので避けた方が無難です。
毎日継続する
毎日少しずつでも勉強をすることで、知識や理解が定着しやすくなります。
勉強を数日おきに行うと、記憶を遡る必要が出てきたり効率的ではないため資格試験の合格には、毎日の継続的な勉強が効果的です。
1日5分でもいいと考えて毎日の継続をお勧めします。
インプットとアウトプットのバランスをとる
学習教材には必ずついていると思いますが、各章のまとめにある練習問題を解いたり、過去問を解くなど学習を行った後には必ず問題を解くなどインプットとアウトプットのバランスを意識しました。
学習教材の問題では足りないケースもあると思われるため、その場合は疑似問題集を用意し解くなどし理解を深めるなどがおすすめです。
完璧を目指さず継続することで合格に近づく
いろいろお伝えしましたが、資格試験の勉強は、完璧を目指してしまうと、疲れてしまいモチベーションが持たず逆効果になる可能性があります。
完璧を目指して途中で疲れて諦めることを避け、8割を目指して継続的に勉強することで、合格を勝ち取る可能性が高まります。
勉強方法
出題範囲の把握
まずは、試験の出題範囲を把握しましょう。
出題範囲と出題傾向を把握することで、どの領域に力を入れて勉強をすれば良いのか効率的に進めることができます。
IT領域の資格であれば近年セキュリティ領域が世の中の課題と考え出題される傾向にあるなど把握することで時間の配分の工夫もできます。
教材を3周勉強する
教材は、3周するのがおすすめです。
1周目はざっと内容の把握で良いと考え、2周目は理解を深め、3周目はアウトプットを中心に勉強しました。
3回同じ教材を学習すると結構記憶の定着が進みます。
効率の悪いパターンとして、1回教材を勉強した後他の新しい教材に手を付けるパターン、これはおすすめしません。
あちこち手を付けるより一つの教材を徹底して勉強する方が記憶が定着するように感じました。
練習問題で間違えた箇所をノートに書き留める
練習問題で間違えた箇所は、ノートに書き留めて復習!
正解した問題は理解し記憶できたと考えて、間違えた箇所を繰り返し勉強したことで、理解度を深めることができました。
間違えた問題を何度も繰り返すことで苦手パートや理解の浅いパートの克服に繋がり効率的です。
毎日の勉強時間を確保する
毎日仕事をしながらの勉強は大変ですがなんとか時間を確保しましょう。
毎日少しずつでも勉強をすることで、知識や理解が定着しやすくなります。
忙しい日でも隙間時間は5分位は必ず確保できるはずで、少しでも手を付けることで過去勉強した内容を思い出したり、モチベーションの維持にも繋げることができます。
試験10日前からは過去問を繰り返す
試験10日前(少なくとも1週間前)からは、過去問を繰り返し解きましょう。
過去問を解くことで試験慣れしたり、苦手パートの克服につながりました。
その上で理解の薄いパートだけ教材を見直すなどしました。
オンライン学習のメリット
書籍で勉強するかオンラインを活用するか迷うことがあるかと思いますが、資格によって使い分けを行いました。
特にIT領域は日々アップデートされるスピードが速く試験内容もアップデートさるためオンラインのメリットを感じる場合は活用しました。
その他オンライン活用のメリットをいくつかご紹介します。
スキマ時間の活用
忙しいビジネスパーソンにとって通勤電車や歩きながらなど、スキマ時間を活用して勉強することができ時間を効率的に使える。
ハンズオンで実際に操作しながら学べる
資格によっては、実際に操作しながら学べる講座もあります。
業務で実際に操作を行う前提で教材が作られているため、テキスト教材と比較し理解がしやすいというメリットがあります。
アップデートされた最新情報と共に学べる
資格試験は定期的に改訂されることがあり、オンライン講座ならアップデートされた最新情報と共に学ぶことができます。
先にお伝えした通りITやWEB業界であれば変化のスピードが速いため、書籍の内容が古くなっているケースもあり、オンラインでアップデートされたコンテンツで学ぶことができます。
書籍より情報量が多く内容が濃い
オンラインの場合書籍よりも情報量が多いケースもあり、幅広い知識を身につけることができます。
もちろん書籍と並行して活用するのもおすすめです。
おすすめのオンラインサービス
忙しいビジネスパーソンにおすすめのオンライン学習サービスをご紹介します。
お伝えした通りオンラインにはメリットがあり活用することをおすすめします。
まずは内容があうものがあるか確認してみてください。
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STUDING
複数の資格に対応した講座があり、今後も様々なラインナップが! - スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】
資格の学校TACのノウハウが凝縮された充実の講義動画をスマホやPCで、月額1078円で60講座以上の資格学習コンテンツが利用可能!
- Udemy
どこでも学べる多彩なオンラインコース
まとめ
忙しいビジネスパーソンが資格取得となるとハードルがあるのも確かです。
しかしさらに上を目指したい、収入アップを目指したいという場合には避けて通れない一面もあり、また昨今リスキリング(re + skill + ing)が叫ばれている中、世の中から求められている現実もあります。
その上では、スケジュールを立て、毎日継続して学ぶことが重要。
オンラインを活用し時間を有効に活用するのも1つです。
自分自身の経験から短期集中で勉強するのがモチベーションを保ち学習を続けられるコツではないかと考えています。
是非試してみてください。
この記事が参考になれば幸いです。
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